結核 検査 採血

ツベルクリン反応よりも精度が高い結核の採血検査

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以前は国民病と言われた結核ですが、栄養状態や衛生状態の改善により、最近は患者数がずいぶんと少なくりなりました。
しかし、欧米諸国と比べると日本の患者数は未だ高い水準にあります。
また、最近は周りに患者が減った分、発病しても気がつかない人も多くなりました。
 結核は結核菌に感染し、それが体内で増殖することによって発病します。
初期症状としては風邪とよく似ており、咳や痰、微熱が続き、症状が進むとだるさや息切れなどが出て来ます。
感染の有無を確認する検査としては、昔からツベルクリン反応がよく知られています。
これは、ツベルクリン液を皮下注射して皮膚が赤く変色するかどうかを見ることで、感染の有無を確認するものです。
しかし、BCGを接種した場合にも同じように赤くなるので、両者の区別がつきずらいことが難点です。
 このツベルクリンに代わる新しい検査法として、採血による方法があります。
インターフェロンガンマ遊離試験(IGRA)と呼ばれるもので、新しい検査法として注目されています。
 まだまだ恐い病気の一つである結核、どうも風邪が治りにくいと思ったら、クリニックを受診しましょう。

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 ツベルクリン反応よりも精度が高く、BCG接種の影響を受けないということで選ばれることの多いIGRAですが、どのような検査法なのでしょうか。
 IGRAとは、感染が疑われる人から採血し、その血液中の免疫細胞の反応を測定することで、結核に感染したかどうかを見るものです。
ツベルクリン反応の場合には、感染していない人でも反応を示してしまうことがありますが、このIGRAではそうした心配がありません。
また、同じようにツベルクリン反応ですと連続して検査を行った場合、反応が増強されてしまうということがありますが、採血によるIGRAでは連続して行った場合でも、結果は影響を受けないのです。
 こうした様々な利点のあるIGRAですが、感染時期が特定できないといった欠点も持ち合わせています。
しかし、総合的に見るとまだ症状の出ていない潜在的な感染者も発見できるなど、すぐれた検査法と言えるのではないでしょうか。
 採血と聞くと恐いイメージもあるかもしれませんが、もし、周囲に結核の感染者が出た場合には、積極的に受けておきたいものです。

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