結核 薬 飲み忘れ

結核の薬の飲み忘れは重大な結果をもたらします

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結核は、薬の飲み忘れに特に注意が必要な病気です。
結核の薬はストレプトマイシンに始まり、現在では主なものでも10種を超えています。
しかし薬を飲み忘れてしまうと、菌が中途半端に生き残って耐性菌が生まれる原因となるのです。
結核菌は増殖するために長い期間を要する菌ですが、一方で非常に強い生命力を持つ菌でもあります。
そのため、医学の世界では耐性菌との闘いが繰り返されてきました。
患者がなぜ飲み忘れてしまうかというと、治療に長い時間が必要なことが関係しています。
体から菌を排出する恐れが完全になくなるまで治療を続ける必要があるのですが、発熱や咳・痰などの症状がおさまってしまうと薬を飲み忘れてしまう人がいるのです。
中には、菌を殺すような強い抗生物質を飲み続けるのは嫌だということで自分で飲むのをやめてしまう人もいます。
しかしそのような安易な選択は、自分自身のためにもほかの人のためにもならないので避ける必要があります。
抗生物質をはじめ、処方されたものはきちんと最後まで飲みきることが大切です。

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結核患者が抗生物質などを飲み忘れてしまうと、本人の症状が悪化するだけでなく耐性菌が発生することによってほかの人々にも被害が及ぶことにつながります。
というのも、途中で服用をやめてしまった人の体の中では耐性菌が生まれることがあるので、その人と接触した相手には最初から抗生物質などに耐性を持つ結核菌が感染してしまうことになるのです。
すると通常の菌の場合よりも症状が重くなる心配があります。
このようなことが以前は多かったため、改善する方法としてDOTSという方法が考案され、普及しています。
これは患者が家に薬を持ち帰って自分で飲むのではなく、医師や薬剤師・看護師などが見ている前で飲んでもらうようにするというものです。
このように義務づければ飲み忘れの心配はなくなるので、日本だけでなく世界各国でも導入されている方法です。
結核を周りの人に広げないためだけでなく、子や孫の世代に広げないためにも重要な治療法と位置づけられています。

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