結核 検査 時間

結核検査のためにかかる時間について

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結核は菌を持つ人の飛沫を吸い込むことによって感染します。
1950年代までは日本で非常に感染者が多く、死亡数も多い国民病でした。
しかし、その後抗生物質による治療の成果があって、感染者も死亡者も随分減りましたが、いまだに新規発病者は年間2万人を数えます。
世界的にみるとHIVに次いで最も死亡者が多く、特にアジア・アフリカにおいて感染者・死亡者ともに多い感染症です。
結核の初期症状は咳、痰、全身倦怠感、微熱、食欲不振、寝汗などです。
風邪のような症状ですが、いつまでたっても治らないのが風邪と異なるところです。
2週間以上こういう症状がみられるようであれば、医療機関を受診することをお勧めします。
感染力の強い疾病であり、もし発病していて排菌していれば家族や学校、職場など身近にいる人に感染させ、集団感染の感染源になってしまうこともあります。
集団感染は今でもたびたび起きており、それは「結核は過去の病」という疾病に対する意識の低さが原因のひとつになっています。

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感染の有無を調べるためには、ツベルクリン反応検査をおこないます。
ツベルクリン反応液を皮内に注射して48時間後に判定します。
感染があったりBCG接種を受けている人は皮膚が発赤します。
近年ではBCG接種者に対する判定があいまいになりがちなツベルクリン反応にかわり、インターフェロンγ遊離試験が実施されるようになってきています。
ツベルクリン反応のように48時間後に再度医療機関を訪れる必要が無く、血液を採取して試験管の中で調べられます。
発病しているかどうかを調べるには胸部X線検査、喀痰検査をおこないます。
喀痰は塗抹、培養、遺伝子の検査があります。
塗抹でガフキー陽性となれば発病している可能性は高くなります。
培養検査をおこなうことが確定診断には有効ですが、数週間の時間がかかるため、ガフキー陽性となった場合は、迅速診断のために喀痰中の結核菌のDNAを調べるPCR法が行われます。
ガフキー陽性でPCR法も陽性であれば、活動性結核である可能性が高くなります。
喀痰の中に菌が認められた場合、結核予防法によって入院して治療を受けることが義務付けられており、入院費用は全額公費で負担されます。

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